○峡南広域行政組合消防用図式記号要綱
昭和58年10月1日訓令甲第29号
峡南広域行政組合消防用図式記号要綱
消防業務運用に用いる図式は別表のとおりとする。
附 則
この要綱は、公布の日から施行する。
別表

(1) 消防機械器具関係の部

種別

記号

記号の表示の方法又は図例

形状

線色

消防ポンプ自動車

黒又は青

隊名は記号に傍記する。

(例)

水そう付ポンプ自動車

黒又は青

はしご自動車

黒又は青

空中作業車

黒又は青

隊名は記号に傍記する。

(屈折はしご自動車 レスキュータワー車)

手引動力ポンプ

黒又は青

小型動力ポンプ

黒又は青

小型動力ポンプ付積載車

黒又は青

化学消防自動車

黒又は青

救急自動車

黒又は青

指揮自動車

黒又は青

先行車

黒又は青

広報車

黒又は青

大型化学消防自動車

黒又は青

高所放水車

黒又は青

大型高所放水車

黒又は青

泡原液搬送車

黒又は青

放水塔車

黒又は青

放水砲車

黒又は青

高発泡車

黒又は青

消火剤投入車

黒又は青

救助工作車

黒又は青

耐煙救出車

黒又は青

排煙車

黒又は青

空気充てん車

黒又は青

破壊工作車

黒又は青

レッカー車

黒又は青

クレーン車

黒又は青

林野火災工作車

黒又は青

資機材搬送車

黒又は青

照明電源車

黒又は青

水損防止自動車

黒又は青

雪上消防自動車

黒又は青

特殊作業自動車

黒又は青

無線車

黒又は青

消防艇

黒又は青

ヘリコプター

黒又は青

無線機

無線機積載の消防車は、消防車の記号内に無線記号を記入する。

(例)

(2) 消防機関関係の部

種別

記号

記号の表示の方法又は図例

形状

線色

消防本部

黒又は青

  

消防署

黒又は青

  

消防出張所

黒又は青

  

消防団本部

黒又は青

  

消防団分団本部

黒又は青

  

消防訓練機関

黒又は青

  

自衛消防隊等

黒又は青

隊名は記号に傍記する。

消防(機械)修理工場

黒又は青

  

消防吏員待機宿舎

黒又は青

  

ヘリポート

黒又は青

  

(3) 消防設備関係の部

種別

記号

記号の表示の方法又は図例

形状

線色

消防用機械器具置場

設置されている機械器具名を記入する。

望楼

  

火の見はしご

  

公設火災報知機

  

(4) 水利関係の部

種別

記号

記号の表示の方法又は図例

形状

線色

公設消火せん(地下)

単口又は双口の区別を必要とするときは、双口に限り記号の上部に点を附記する。

(例)

公設消火せん(地上)

単口又は双口の区別を必要とするときは、双口に限り記号の上部に点を附記する。

私設消火せん(地下)

私設消火せん(地上)

有がい貯水そう

容量は記号内にアラビア数字でu単位で記入する。

(例)

無がい貯水そう

マンホール

  

防火せん

  

導水ます

  

ためます(溜桝)

  

せき止

  

井戸水消火せん

  

プール

  

河水

使用可能距離を、記号を中心としてを記入し、アラビア数字でm単位で記入する。

ごう水

池水

使用可能距離を、記号を中心としてを記入し、アラビア数字でm単位で記入する。

泉水

湖沼

海水

井戸

下水道

こうきょ(溝渠)

(5) 消防行動関係の部

種別

記号

記号の表示の方法又は図例

形状

線色

出火点

  

飛火火点

  

延焼方向

  

延焼等時曲線

曲線は青

時間はアラビア数字で赤

(例)

焼け止り線

  

建物破壊箇所

  

消防隊以外による消し止め線

  

自然鎮火線

  

破壊消防併用

  

防火線

記号の下に防火線の種類を記入する。

(例)

空中消火帯

  

現場指揮本部

  

部隊集結場所

  

飛火警戒隊

隊名は、記号に傍記する。

担当防ぎょ線

線は、黄

  

隊名は、黒又は青

死者(男)

  

死者(女)

  

全焼

構造、階層、延面積を必要とするときは、建築物関係の表示例を併用する。

半焼

2階以上の焼損階層を表示する場合は、記号の右側に赤字のアラビア数字により傍記する。

(例)

部分焼

記号の一部分を斜線とする。

ホース延長

ホース口径及び本数をアラビア数字で延長合計数を記入する。

(例)

転進、部署変換

水損

記号の一部分を斜線とする。

中継ポンプ

ポンプ記号は、青

第1ポンプから2線で延長したときはホース延長線を2線とする。

ホース延長線は赤

危険区域

区域内を淡桃色の斜線でおおう

  

望楼発見容易な区域

  

淡青色で塗色する

  

望楼発見困難な区域

  

淡黄色で塗色する

  

望楼発見不能な区域

  

淡赤色で塗色する

  

望楼発見責任区域

  

区域の輪郭を赤色太線とする

  

内海より防ぎょ容易な区域

  

青色で塗色する

  

内海より防ぎょ困難な区域

  

黄色で塗色する

  

河海より防ぎょ不能な区域

  

赤色で塗色する

  

全破壊建物

  

一部破壊建物

  

水利誘導員配置予定場所

  

屋内進入部署(1)

屋外から直接2階以上に進入した場合は、ホース線の先端に進入部署した階層を記入する。

屋内進入部署(2)

屋外から1階又は地階に進入部署した場合はホース線の先端に

と記入する。

屋外部署

    

ホース延長記号により、その先端を建物記号内に入れない。

水利部署変換

ポンプ記号は青

  

経路は赤

応援消防車

    

他よりの応援による機械は、全て記号を○で囲む。

(例)

予備消防車

  

記号を赤色とする

  

事故消防車

    

故障等のため消防行務を中断した機械は、記号の内部を赤の斜線でおおう。

(例)

(6) 建築関係の部

種別

記号

記号の表示の方法又は図例

形状

線色

木造

階層及び延面積を表示する場合は、「特殊建物及び階層」の表示例を併用する。

防火造

階層及び延面積を表示する場合は、「特殊建物及び階層」の表示例を併用する。

耐火造

特殊建物及び階層

階層はアラビア数字で記号内に黒又は青で記入する。

ただし地階がある場合は分数式で分母を地階として記入する。

(例)地上3階

地下1階

人的危険建物

地下街等

地下階層は、アラビア数字で記号内に記入する。

(7) 道路関係の部

種別

記号

記号の表示の方法又は図例

形状

線色

消防自動車2台以上が併進可能な道路

  

塗色しない

必要により幅員をアラビア数字で記入する。

消防自動車1台が通行可能な道路

  

淡青色で塗色する

手引動力ポンプ1台が通行可能な道路

  

淡黄色で塗色する

可搬動力ポンプ1台が通行可能な道路

  

淡緑色で塗色する

通行不能の道路

  

淡赤色で塗色する

  

通行可能箇所

必要により距離又は幅員をアラビア数字で記入する。

常時航行可能

  

塗色しない

航行不能

  

淡赤色で塗色する

干潮時に際して航行不能となる河川又は箇所

  

淡青色で塗色する

必要により距離又は幅員をアラビア数字で記入する。

満潮時に際して航行不能となる河川又は箇所

  

淡緑色で塗色する

航行上注意を要する箇所

必要により距離又は幅員をアラビア数字で記入する。

航行不能箇所

高速自動車国道等

幅員をアラビア数字で記入する。

(8) 水防関係の部

種別

記号

記号の表示の方法又は図例

形状

線色

水防上特に危険な箇所

  

浸水危険区域

  

淡青色で塗色する

  

避難予定場所

  

水防倉庫

  

高潮危険区域

  

淡黄色で塗色する

  

部隊配置予定箇所

  

立退予想区域

  

淡赤色で塗色する

  

重要水防区域

  

浸水区域

淡青色

  

住居立退区域

淡赤色

  

決かい箇所

  

(9) 震災関係の部

種別

記号

記号の表示の方法又は図例

形状

線色

耐火避難車

黒又は青

隊名は記号に傍記する。

移動無線電話車

黒又は青

防災指導車

黒又は青

起震車

黒又は青

震災救援車

黒又は青

震災用資機材置場

資機材名を記入する。

備蓄倉庫

  

地域防災センター

  

耐震性貯水そう

容量をアラビア数字でm単位で記入する。

飲料水兼用耐震性貯水そう

避難場所

面積をアラビア数字でu単位で記入する。

避難路

幅員をアラビア数字でm単位で記入する。

仮救護所

  

(10)  通信関係の部

種別

記号

記号の表示の方法又は図例

形状

線色

消防機関の通信網

    

黒又は青

実線は、電話施設

点線は、無線施設

(11)  その他

種別

記号

記号の表示の方法又は図例

形状

線色

業種別

業種の頭字を○で囲む。ただし、頭字1字のみでは意味が不明の場合は、2字又は3字を使用する。

(例)飲食店

自動車車庫

用途別

用途別の頭字又は必要字句2字若しくは3字を記号で囲む。

(例)居住専用住宅

居住専用準住宅

救急病院

  

危険物所在箇所

危険物の類別を記号内に記入する。

(例)

準危険物所在箇所

準危険物の類別を記号内に記入する。

(例)

特殊可燃物所在箇所

物件の種別を必要とするときは、記号の下部に種別の頭字を記入する。ただし、頭字1字のみでは意味が不明の場合は、2字又は3字を使用する。

高圧ガス等所在箇所

放射性同位元素等所在箇所

毒劇物所在箇所